サンフレッチェ広島【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第14節の試合が12日に行われ、ベガルタ仙台とサンフレッチェ広島が対戦。アウェイの広島が3-1の勝利を収めた。
今季絶好調で首位を独走する広島だが、この試合では12分に奥埜博亮に先制点を奪われてしまう。だが41分にパトリックのゴールで同点に追いつくと、後半にも柏好文とパトリックがゴールを加えて逆転勝利を飾った。パトリックはこれで今季10得点となり、二桁一番乗りを達成するとともに得点ランク首位に浮上した。
広島はこれでリーグ戦4連勝。開幕から9試合を無敗で突き進んだあと、第10節のFCの東京戦で初黒星を喫したが、再び勢いを取り戻している。
Jリーグ「史上最速」ペースの記録更新も続けている。開幕から14試合での勝ち点37という数字は、前節に続いて現行の勝ち点制度(延長戦廃止以降)での最多記録を更新した。過去には浦和レッズが2004年と2016年の2ndステージで勝ち点34を獲得したのが最多だった。
特に驚異的なのは、14試合でわずか6失点という守備の堅さだ。今節は4試合ぶりの失点を喫したとはいえ、14試合のうち実に10試合を完封。2016年1stステージの浦和に並び、14試合時点での最少失点タイ記録となっている。
【了】