アーセナル下部組織を指導するスティーブ・ガッティング【写真:Getty Images】
イングランドの名門アーセナルで、指導者が問題を起こしたようだ。2人が「パワハラ」で謹慎となることを、英メディア『BBC』などが伝えている。
今回処分を受けたのは、アーセナルU-23の監督であるスティーブ・ガッティングと、そのアシスタントであるカール・ララマン。『BBC』によると、U-23チームのメンバーから不満が出たとのことだ。
アーセナルのスポークスマンは「2人の指導者を謹慎とした。一部選手からの不満に応じて調査した」と発表。「これはプライベートなことであり、我々はこれ以上、本件についてコメントしない」としている。
クラブは問題の詳細を明かしていないが、複数メディアが「選手へのパワハラ」があった模様だとしている。『メトロ』は具体名を挙げており、マーカス・マクギュエインがその被害者だとした。
マクギュエインは現在19歳の若手で、2005年からアーセナルの下部組織に所属。今年1月にバルセロナへ移籍したU-19イングランド代表MFである。ただ、マクギュエインは自身のツイッターで「僕は関与していない。アーセナルで素晴らしい12年間を過ごした。記事は正確ではなく、誤解を招くものだ」と否定している。
ガッティング監督は、アーセナルの下部組織で育ち、1977年から1981年にかけてトップチームで76試合に出場したOBだ。
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