酒井宏樹【写真:Getty Images】
【ギャンガン 3-3 マルセイユ リーグアン第37節】
現地時間11日に行われたリーグアン第37節でマルセイユはギャンガンと対戦し、敵地で3-3と引き分けた。酒井宏樹はフル出場している。
先月21日の試合で左ひざを痛めた酒井は、16日に行われるヨーロッパリーグ決勝を前に復帰。大一番を見据えて実戦に戻ってきた形だ。
勝てば暫定で2位まで順位を上げられるマルセイユは、最高の立ち上がりとなった。開始2分にジェルマンのゴールで先制すると、14分にトヴァンが追加点。幸先良く2-0とする。
だが、スタートが良すぎたのか、マルセイユはペースダウン。ヨーロッパリーグに向けてパイェを温存した影響もあり、ギャンガンに主導権を握られた。
42分にグルニエのゴールで1点を返されて前半を終えると、52分にはペナルティエリア内でのハンドでPKを与え、同点に追いつかれる。
66分にはDFのミスから独走を許してしまい、GKマンダンダがファウルでブリアンを止めて一発退場。このプレーで与えたPKを決められて逆転となった。
10人になったマルセイユは厳しい状況が続くが、81分に再び追いつく。高い位置でのボール奪取からサールがクロスを入れ、困ったときのトヴァンがねじ込んだ。
終盤は勝ち点3が欲しいマルセイユが攻め込む。しかし、交代枠を使い切ったあとでサールが肩を脱臼したようで、9人で戦うことになった。結局、再逆転はできずに3-3で試合終了となっている。
この結果、マルセイユは4位から順位を上げられず。リーグアンの順位で来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得するのは困難になった。
【得点者】
2分 0-1 ジェルマン(マルセイユ)
14分 0-2 トヴァン(マルセイユ)
42分 1-2 グルニエ(ギャンガン)
52分 2-2 グルニエ(ギャンガン)
70分 3-2 ブリアン(ギャンガン)
81分 3-3 トヴァン(マルセイユ)
【了】