ベティス行きが噂される乾貴士【写真:Getty Images】
エイバルのMF乾貴士は、新天地で厳しいポジション争いが待っているかもしれない。スペイン『マルカ』は、ベティスがMFセルヒオ・カナレスの獲得に近づいていると伝えた。
乾は今季限りでエイバルを退団し、ベティスに加入するものとみられている。そのベティスは、乾以外にも補強を考えているところだ。
その一人がかつてレアル・マドリーに所属したカナレスだという。ラシン・サンタンデールの下部組織で育った同選手は、その才能を高く評価されて2010年にレアル・マドリーへ移籍した。だが、多くの出場機会は得られず。バレンシアでのプレーをへて、2014年に現在所属するレアル・ソシエダに加入している。
27歳になったカナレスには複数のクラブが関心を示していた模様。しかし、ベティスがヨーロッパリーグ出場権を手にしたことが大きなアドバンテージになったようだ。さらにベティスのキケ・セティエン監督は、カナレス在籍時にラシンのスポーツディレクターを務めていた。この関係もカナレスをベティスに向かわせるかもしれない。
『マルカ』は、カナレスの代理人とベティスが4年契約で合意に達したと伝えている。
カナレスは攻撃的MFや両ウイングを担当している選手。乾もベティスに加入するのであれば、心強い味方であり、強力なライバルとなるかもしれない。
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