アンドレス・イニエスタが自らの口で日本移籍の可能性について語った【写真:Getty Images】
ヴィッセル神戸への移籍が噂されるバルセロナのMFアンドレス・イニエスタが、現地時間9日に行われたリーガ・エスパニョーラ第34節(延期分)のビジャレアル戦終了後、自らの将来についてコメントした。スペイン紙『マルカ』などが伝えている。
すでに今季限りでのバルセロナ退団を表明しているイニエスタの新天地候補には、日本の他に中国やオーストラリアも挙がっている。33歳のベテランMFは「ヨーロッパ以外であればあらゆる可能性がある」と述べた上で次のように語った。
「中国はすでになくなった。今は日本という話が出ていて、オーストラリアのことも読んだ。まだバルセロナを楽しむ時間が1週間半ある」
日本やオーストラリア移籍の可能性があることは認めている。一方、加入の噂が立っていた重慶力帆が公式声明で獲得を否定したように、中国行きの可能性は低くなったようだ。
移籍先をワールドカップ前に決断するとの報道もあったが、近いうちに将来について決断を下すかもしれない。イニエスタは「シーズンが終われば僕の頭は代表チームや自分の将来にことに移っていく。まだ詳細を詰めなければならない。自分にとってベストなオプションを選びたい」と、リーグ戦終了後に今後のプランを明かす意思を示した。
果たしてイニエスタのJリーグ参戦は実現するのか。スペイン代表として臨むワールドカップも控えているだけに、最終決断までにはもう少し時間がかかりそうだ。
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