パリ・サンジェルマンのネイマール【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表FWネイマールの獲得に向けた交渉を行い、関係者がすでに同選手に接触しているという。スペイン紙『アス』が9日付で伝えた。
2月末に右足を負傷したネイマールは、母国ブラジルに帰国して手術を受け療養。そのブラジルをマドリー関係者が訪れ、2度にわたって接触したと報じられている。
3月22日には、ネイマールはマドリー入りが内定しているフラメンゴの期待の若手選手ヴィニシウス・ジュニオールとともに自宅で写真を撮影し、両者がSNSに投稿した。この両者の対面も、マドリーのスタッフがヴィニシウスを連れてきて引き合わせたものだったという。
ネイマールは「パリに適応することができず、スペインに戻ることを熱望している」という見方が伝えられている。マドリーはかつて宿敵バルセロナで活躍した選手の獲得を試みて交渉を行っているようだ。
PSGはネイマールの移籍金として、2億6000万ユーロ(約339億円)という値をつけているとのこと。昨夏バルサから同選手を獲得した際に支払った、サッカー界史上最高額の2億2200万ユーロ(約289億円)をさらに上回る金額だ。
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