ポルトのイケル・カシージャス【写真:Getty Images】
ポルトガルのポルトに所属するGKイケル・カシージャスは、古巣のレアル・マドリーがリーガエスパニョーラ王者のバルセロナに対して「花道」を作らなかったことに苦言を呈している。スペインラジオ『カデナ・コペ』に語った。
バルサは今季のリーガで優勝を決めたあと、現地時間6日に行われた第35節の試合でマドリーと対戦。優勝チームに対しては入場時に相手選手が整列して花道を作るという伝統があるが、マドリーはこれを拒否した。
マドリーのジネディーヌ・ジダン監督らは、バルサに対して花道を作らない理由として、昨年12月にマドリーがクラブ・ワールドカップ優勝を飾ったあとのクラシコでバルサが花道を作らなかったことを挙げている。
だがマドリーの元守護神であるカシージャスは、「10年前に僕らが優勝した時にはバルサが(マドリー本拠地)ベルナベウで花道を作ってくれた。僕も経験したことだ」と振り返る。「それから時代は大きく変わっているが、僕が決めるとすれば、リーガ優勝を飾ったチームに対して花道を作ったと思う」と主張した。
クラシコでは、マドリーの選手たちに代わってバルサのスタッフらが花道を作った。また、9日に行われる第34節延期分の試合でバルサと対戦するビジャレアルは花道を作ることを表明している。
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