マンチェスター・ユナイテッドのマイケル・キャリック【写真:Getty Images】
今季限りでの現役引退を表明しているマンチェスター・ユナイテッドのMFマイケル・キャリックは、最後のホームゲームとなる今週末のワトフォード戦に先発で出場する。英紙『インディペンデント』などが伝えた。
現在36歳のキャリックは、2006年にトッテナムからユナイテッドに加入。現在のチームの最古参選手として12シーズンにわたってプレーしてきたが、今季限りで現役を引退する。引退後はユナイテッドのコーチングスタッフ入りが決まっている。
ジョゼ・モウリーニョ監督は、今季のプレミアリーグ最終節となる13日のワトフォード戦でキャリックを先発起用することを明言した。本拠地オールド・トラフォードのサポーターに別れを告げる機会となる。
「彼はオールド・トラフォードでの最後の試合に先発する。プレミアリーグの最終節だ。我々のキャプテンはファンの前でワトフォード戦に先発する」とモウリーニョ監督は9日の会見で話している。
エバートンへ移籍したFWウェイン・ルーニーからユナイテッドのキャプテンを引き継いだキャリックだが、不整脈による離脱なども影響して出場機会はわずか。今季はここまでプレミアリーグでは交代出場が1試合あるのみであり、他にカップ戦で3試合に出場している。
ユナイテッドは現地時間10日にアウェイでウェスト・ハムと対戦し、13日にはホームでワトフォード戦。19日には今季の最後の公式戦となるFAカップ決勝のチェルシー戦が予定されている。キャリックは、出場する可能性は低いとしてもチェルシー戦のベンチ入りメンバーにも含まれるのではないかとの見方も伝えられている。
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