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「5番」ユニの換えがなく「15番」にテープ貼って対応…広州恒大スタッフに処分

text by 編集部 photo by Getty Images

広州恒大
「1」をテープで隠したユニフォーム【写真:Getty Images】

 中国の広州恒大は9日、前日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の試合でチームスタッフに不手際があったとして処分を科すことを発表した。

 広州恒大は8日に行われたACL決勝トーナメント1回戦1stレグの試合で天津権健と対戦。天津のホームで行われた「中国対決」は0-0のドローに終わり、準々決勝進出の行方は2ndレグに持ち越された。

 この試合の中で、広州恒大のDFチャン・リンペンが顔面を打って鼻血を出し、汚れたユニフォームを着替えることを余儀なくされた。だが、同選手の「5番」のユニフォームの換えがすぐには見つからなかったようだ。

 そこでチャン・リンペンは、ベンチに入っていたチャン・ウェンチャオの「15番」のユニフォームを使用。「1」の部分にはユニフォームの色と同じ黄色のテープが貼られて隠された。その後、「5番」の新しいユニフォームが見つかったようで、チャン・リンペンは着替えることができた。

 スタッフとしては機転の効いた対応だったかもしれないが、クラブはこの一件を“失態”とみなしている。「クラブのブランドに深刻な悪影響を与えた」として、ゼネラルマネージャーのガオ・ハン氏らを含むスタッフ5人に減給などの処分を科すことを発表した。

【了】

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