マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、脱税を行った疑いがあるとしてスペインで起訴されていた一件について、罰金を支払うことで懲役刑を逃れることが合意に達したようだ。スペイン紙『エル・ムンド』が8日付で伝えた。
モウリーニョ監督は2010年から13年までスペインでレアル・マドリーを率いていた。そのうち2011年と12年の2年間に、肖像権収入により本来支払うべきであった約330万ユーロ(約4億2700万円)を脱税したとして昨年6月に起訴されていた。
報道によれば、モウリーニョ監督はスペイン当局に対して脱税の罪を認め、罰金80万ユーロ(約1億400万円)を支払うことで和解。これにより懲役刑は免れることになる。
スペインでは過去数年、バルセロナのリオネル・メッシやマドリーのクリスティアーノ・ロナウドらをはじめとして、大物選手らの脱税疑惑事件が相次いでいる。モウリーニョ監督も疑いをかけられた一人だった。
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