フローニンゲンの堂安律【写真:Getty Images】
フローニンゲンの元選手・監督であるヨープ・ハル氏は、同クラブに所属するMF堂安律について、来季は今季以上の活躍を見せてくれると期待している。オランダ『DVHN』が7日付で伝えた。
堂安は昨年夏にガンバ大阪からフローニンゲンへ期限付き移籍。エールディビジ1年目で9得点を挙げるなどの活躍を見せ、サポーターズクラブが選ぶ今季の最優秀選手にも選出された。フローニンゲンは完全移籍での獲得を決め、買い取りオプションを行使して2021年までの契約を結んでいる。
現地時間5日には今季リーグ最終節の試合が行われ、フローニンゲンは王者PSVと対戦して0-0のドローに終わった。ハル氏はこの試合での堂安のプレーに採点「6」と平均点をつけ、「もっとやれるはずだった」と評している。
19歳の堂安には、今後のさらなる活躍が期待されている。「堂安律の成長ぶりは素晴らしかった。今年は全く異なる文化の中でのプレーだったが、来季には完全に慣れてはるかに良いプレーができると思う。ダニー・バイス新監督の力になれるだろう」とハル氏は堂安への期待を表した。
今季リーグ戦は12位の最終順位で終えたフローニンゲンだが、堂安自身は「6位以上」を来季の目標に掲げている。個人としてもチームとしてもさらなる飛躍を遂げることができるだろうか。
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