バルセロナのアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】
バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタがオーストラリアへの移籍を望んでいるとの報道を受け、オーストラリアサッカー連盟(FFA)は同選手の獲得に向けた動きを見せようとしている。豪州『AAP通信』が8日付で伝えた。
イニエスタは先日、今季限りでバルサを退団することを表明。当初は中国の重慶力帆への移籍が有力と見られていたが、同クラブが獲得を否定したあと、J1のヴィッセル神戸が獲得への交渉を行っているとも報じられた。
さらに、オーストラリアへの移籍の可能性も浮上。イニエスタがオーストラリアの生活環境を気に入っており、移籍先として希望している模様だと伝えられている。
『AAP』によれば、具体的にはシドニーFC、メルボルン・ビクトリー、ニューカッスル・ジェッツ、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズの4クラブが来季に向けて大物外国人選手の獲得を計画しているとのことで、イニエスタの移籍先候補になるとみられている。
Aリーグ代表のグレグ・オルーク氏が語ったところによれば、FFAはイニエスタのオーストラリア移籍の可能性を探るため同選手に接触する予定とのこと。同氏は過去に豪州でプレーしたアレッサンドロ・デル・ピエロ氏やエミール・ヘスキー氏、小野伸二の名前を挙げ、大物選手の獲得がリーグを活性化させるとして歓迎する姿勢を示している。
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