カーディフを率いるニール・ウォーノック監督【写真:Getty Images】
現地時間6日にイングランド2部(チャンピオンシップ)最終節の試合が行われ、カーディフ・シティはレディングと対戦し0-0の引き分けに終わった。この結果、カーディフの2位以内が確定し来季のプレミアリーグ昇格を決めている。
カーディフは、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズに続く2つ目の昇格決定クラブとなった。残り1枠は、3位から6位による昇格プレーオフの結果によって決まる。『スカイスポーツ』が6日に報じたところによると、カーディフを率いるニール・ウォーノック監督が「クラブを昇格させた回数」でイングランド史上最多を記録したとのこと。
1986/87シーズンにはスカーボロFCを昇格させ、1989/90シーズンにはノッツ・カウンティを1つ上のカテゴリーに引き上げた。続く1990/91シーズンにはノッツをプレミアリーグに引き上げ、1994/95シーズンにはハダーズフィールドを、1995/96シーズンにはプリマス・アーガイルをそれぞれ1つ上のカテゴリーに導いている。
さらに2005/06シーズンにはシェフィールド・ユナイテッドのプレミアリーグ昇格、2010/11シーズンにはクイーンズ・パーク・レンジャーズのプレミアリーグ昇格に関わった。そして今回、カーディフの昇格を実現させたことで、「クラブを昇格させた回数」がイングランド史上最多の8回となった。まさに“昇格請負人”である。
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