アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ第37節の試合が現地時間6日に行われ、アーセナルとバーンリーが対戦。アーセナルはアーセン・ヴェンゲル監督のホーム最終戦となる試合に5-0の大勝を飾った。
今季プレミアリーグではアウェイでの2試合を残しているアーセナルだが、ホームではこの試合が最終戦。今季限りでの退任を表明しているヴェンゲル監督にとっては本拠地エミレーツでの最後の試合となった。
英メディア『BBC』などでは、ホーム最終戦を戦い終えたヴェンゲル監督の戦績について各種データを紹介している。前本拠地のハイベリーと現本拠地のエミレーツを合わせ、ホームでは公式戦606試合の指揮を執って415勝120分け71敗という最終成績だった。勝率は約68.5%となっている。
プレミアリーグではホームで414試合の指揮を執り、通算286勝。元マンチェスター・ユナイテッド監督のサー・アレックス・ファーガソン氏が残した305勝という記録に次ぎ、リーグ歴代2位のホーム勝利数だ。勝率は約69.1%となる。
また、この日の5得点を加えてアーセナルは今季のリーグ戦ホームゲームで54得点を記録。2004/05シーズンと並び、プレミアリーグにおけるクラブタイ記録となる数字だった。
この日の勝利により、アーセナルは今季を6位で終えることが確定した。昨季の5位を下回り、ヴェンゲル監督の在任期間中では最も低い順位となる。残り2試合に勝利を収めても勝ち点66であり、これもヴェンゲル監督就任以降で最少勝ち点だ。
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