マインツの武藤嘉紀【写真:Getty Images】
マインツの幹部は同クラブに所属する日本代表のFW武藤嘉紀のプレミアリーグ移籍に関する噂について注目の発言をしている。
先日、独誌『キッカー』はマインツが武藤に対し2000万ユーロ(約26億円)の移籍金を設定したと報じた。また1日の独紙『シュポルト・ビルト』では「多くは言えないがプレミアリーグでプレーしたいという目標がある」と語った武藤のコメントを掲載している。
この件についてマインツのルーベン・シュレーダーSD(スポーツディレクター)は「ヨシが移籍の希望を持っている事は理解できる。適正なオファーが届けば我々も話し合いには応じるつもりだ」と語った。
2015年に300万ユーロ(約3億9000万円)でFC東京から移籍してきた武藤はマインツで65試合に出場し20得点10アシストの数字を記録している。マインツ側も今季自己最多の8得点を挙げるなど進化する25歳との契約が2019年までという事もあり好条件のオファーが届けば放出も容認する可能性も十分考えられる。
武藤獲得に関してはニューカッスルが興味を示していると見られているが、来月に行われるロシアワールドカップ(W杯)に出場し活躍すればプレミアリーグで武藤争奪戦が起こるかもしれない。
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