フットボールチャンネル編集部では、5月2日に行われた明治安田生命J1リーグ第12節のベストイレブンを選出。その中からアンケートによる今節のMVPを決定した。

　投票の結果、MVPはジュビロ磐田の田口泰士に決まった。

　磐田はアウェイで横浜F・マリノスと対戦し、3-1で勝利を挙げている。そして、ここ2試合勝ち点3から見放されていたチームに白星をもたらしたのが田口だった。

　37分、背番号7がタックルでボールを奪うと、山田大記が拾いクロスを供給。これを松浦拓弥ダイレクトで押し込み先制に成功する。さらにその5分後、小川大貴が放ったミドルシュートのこぼれ球をヘディングで合わせ追加点を奪取。前半だけで2得点に絡んだ。

　後半に入っても田口の勢いは止まらず。58分には相手GK飯倉大樹が前に飛び出ているのを見逃さず、ロングシュートを放ちゴールネットを揺らした。結果的に全得点に絡む圧巻のパフォーマンスだった。

　背番号7はこれで今季2回目のMVP選出となっている。チームも6位に浮上するなど、今後の更なる飛躍に田口の存在は欠かせない。
　　
　第13節は5月5日に6試合、同6日に3試合が行われる予定だ。

▽明治安田生命J1リーグ第13節対戦カード

5月5日（土）
札幌 – G大阪
柏 – 磐田
川崎F – FC東京
C大阪 – 長崎
鹿島 – 浦和
名古屋 – 横浜FM

5月6日（日）
鳥栖 – 清水
湘南 – 仙台
広島 – 神戸

【了】