磐田のゲームキャプテンを務める大井健太郎(左から2番目)【写真:Getty Images for DAZN】
2日に行われた明治安田生命J1リーグ第12節の横浜F・マリノス対ジュビロ磐田戦で、磐田のギレルメが退場処分を受けたあと、相手選手に蹴りかかるなどの暴挙に出た。
磐田でゲームキャプテンを務める大井健太郎は試合後、ギレルメの行為について「本当に許されるものじゃない」とし、「キャプテンとして止めることができれば良かったのですが」と話した。
「マリノスの選手、喜田選手などに謝りに行っていました。自分たちも試合中、試合後も選手同士で『すまなかった』ということは伝えました。あとは、観に来てくれたサポーター、マリノスサポーターの方達に、非常に嫌な思いをさせてしまったと思います。チームとして反省しないといけないと思います」
さらに大井はギレルメについて「彼自身も反省はしていました。かといって許される行為ではないことはわかっています」と述べ、こう続けた。
「監督にもクラブにも怒られていましたし、選手からも言われていました。言うことは言って、あとはそれと同じだけの気持ちで支えてあげて…ピッチにいい状態で戻ってきてあげるようにしてあげるのが、チームメイトとしての役割かなと思います」
大井は、最後まで神妙な面持ちで話していた。
(取材・文:青木務)
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