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磐田社長、暴力行為のブラジル人DFに厳罰を検討「軽い罰を与えるつもりはない」

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

木村稔
ジュビロ磐田の木村稔社長【写真:Getty Images for DAZN】

 2日に行われた明治安田生命J1リーグ第12節の横浜F・マリノス対ジュビロ磐田戦で、磐田のブラジル人DFギレルメが退場処分を受けたあと、相手選手に蹴りかかるなどの暴挙に出た。

 75分に遅延行為、80分にボールを大きく蹴り出す反スポーツ的行為でイエローカードを受けたギレルメは、退場の判定に不満な様子で激昂。横浜FMのMF喜田拓也にキックを食らわせたあと、味方選手らに抑えられてピッチ外へ出たあとも、横浜FMの通訳に掴みかかろうとした。

 磐田の木村稔社長は試合後にメディアの取材に応じ、ギレルメの一連の行為に対する処分を検討することを認めた。言葉の問題による意思疎通の不十分さが一因になったことを説明しながらも、「反スポーツマン行為であることは事実」と同選手の行為を非難している。

 Jリーグから処分が下されることも当然想定しつつ、「その結果は別として、クラブとしても何らかの処置は考えようと思っています」と木村社長。「軽い罰を与えるつもりはない」とも述べる。また「処分するだけが目的じゃなく、どう更生させるか」が重要と強調したうえで、「近々のうちに処分を決めたいと思う」と今後の見通しも示した。

【了】

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