FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は、現在4年に1回開催されているワールドカップに加えて、2年に1回の「ミニワールドカップ」の創設を提案しているようだ。『ロイター通信』が2日付で伝えた。
同メディアが入手したという情報によれば、インファンティーノ会長は新大会の提案文書をFIFA関係者に送付した。「ファイナル8」と呼ばれる新たな大会には8ヶ国の代表チームが参加し、2021年から2年に1回、10月から11月頃に開催されることが提案されているという。
全世界の代表チームが参加して2年に1回世界一を争う「グローバル・ネーションズリーグ」の設立が検討されているという話は以前に報じられていた。「ファイナル8」はそのネーションズリーグのクライマックスを飾る大会だと位置づけられている。
現在ワールドカップの前年に開催されているコンフェデレーションズカップは廃止が見込まれており、新たな大会はそれに代わるものとなることが想定されているようだ。
「FIFAは国際サッカーを過度に複雑化し、中心的な大会であるワールドカップの価値を下げるという批判に繋がるかもしれない」と『ロイター通信』は批判的な見解も述べている。
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