レアル・マドリーのマルセロ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのブラジル代表DFマルセロは、チャンピオンズリーグ(CL)決勝進出を決めたバイエルン・ミュンヘン戦で、自陣ゴール前で手にボールが当たったプレーがあったと認めている。スペイン紙『アス』などが試合後のコメントを伝えた。
マドリーは現地時間1日に行われたCL準決勝2ndレグでバイエルンをホームに迎えた。アウェイでの1stレグでの2-1の勝利に続き、2ndレグを2-2のドローで乗り切り、3年連続の決勝進出を決めている。
だが1-1で迎えた前半終了間際に、バイエルン側が判定に激しく抗議するプレーがあった。DFヨシュア・キミッヒの右サイドからのクロスがマルセロの手に当たったように見えたが、エリア内でのこのプレーに対してPKの笛は吹かれなかった。
マルセロは試合後のインタビューで、ハンドに値するプレーがあったことを率直に認めた。「ボールは手に当たった。手に当たったということはPKだ。そうじゃないと言えば嘘になる」とコメントしている。
「サッカーはそういうものだ。審判について話をすることはない。僕らに有利なミスが起こることもあるし、不利なミスが起こることもある」とマルセロは、誤審だったと認めつつその判定を受け入れている。
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