ハンブルガーSVの伊藤達哉【写真:Getty Images】
ハンブルガーSV(HSV)に所属するFWの伊藤達哉にフランクフルトが興味を持っているようだ。4月30日付けの独紙『ビルト』が報じている。
同紙は、フランクフルトが伊藤を来季の獲得リスト候補に入れていると伝えている。また既に同クラブの代表取締役を務めるフレディ・ボビッチ氏は伊藤の代理人と接触したようだ。
伊藤達哉は昨年9月にブンデスリーガデビューする。切れ味鋭いドリブルが特徴の20歳はこれまでリーグ戦18試合に出場し2アシストの数字を残している。
昨年12月には2021年までの契約延長にサインをした伊藤だが、現在チームは降格圏の17位と低迷している。仮にHSVが残留できない場合は移籍の可能性も否定は出来ないようだ。
フランクフルトは日本代表のMF長谷部誠やMF鎌田大地、またかつては高原直泰(現:沖縄SV)や稲本潤一(現:コンサドーレ札幌)など多くの日本人選手がプレーしており馴染みやすいクラブでもある。
なお現地時間5月5日に行われるブンデスリーガ第33節で両チームは激突する事になっている。果たして伊藤はフランクフルトが更なる興味を引くような高いパフォーマンスを見せる事が出来るのだろうか。
【了】