リバプールのモハメド・サラー【写真:Getty Images】
プレミアリーグでゴールを量産しているリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーだが、今季の残り2試合には出場することができないかもしれない。英紙『ザ・サン』が30日付で伝えた。
リバプールは現地時間28日にプレミアリーグ第36節の試合でストーク・シティと対戦し、0-0のドローに終わった。この試合では不発に終わったサラーの、あるプレーが問題視されている。
前半終了間際に、サラーはストークのDFブルーノ・マルティンス・インディとピッチ中央付近で競り合った。この際に左腕を上げ、拳を相手の顔面に向けて殴るような仕草を見せたことが映像に捉えられている。
試合の審判団はこの場面に気が付かず、カードなどが出されることはなかった。だがイングランドサッカー協会(FA)規律委員会が映像判定で審議することが見込まれ、退場に値したと判断されれれば3試合の出場停止処分が科される可能性があるとみられている。
サラーはこれまでにプレミアリーグの38試合制では歴代最多記録に並ぶ31ゴールを挙げているが、出場停止処分を受ければ記録の更新は不可能となる。また、4試合を残して5点差で追うトッテナムのFWハリー・ケインが逆転でのリーグ得点王を獲得する可能性も出てくるかもしれない。
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