香川真司復帰の可能性は十分
オーストリア人指揮官によれば、香川真司は、今週のトレーニングを全てこなしたという。まだ様子見のところもあるようだが、ブレーメン戦で背番号23がメンバー入りする可能性は十分にある。即先発は難しいかもしれない。だが試合展開によっては、シュテーガー監督も、香川を途中でピッチに送り出すことを考えるだろう。復帰の時は刻一刻と近づいている。
2月10日の第22節ハンブルガーSV戦で負傷離脱して以来、気付けば2ヶ月半近く戦列を離れることになった。いよいよロシアW杯も近づいているが、「まずはクラブに集中」することを考えている。今季も残り3試合となったが、香川の中に焦りのようなものはない。
「(怪我が)少し長引いたので、まずはしっかり練習することが大事になってくると思う。ただ時間は十分にあると思っている」
目の前の練習と試合に集中し、ドルトムントの来季CL出場権獲得に貢献できれば、自ずと次のステップに進めるはずだ。
(取材・文:本田千尋【ドイツ】)
【了】