またしても躍動した伊藤達哉【写真:Getty Images】
ハンブルガーSVは現地時間28日、ブンデスリーガ第32節でヴォルフスブルクと対戦し3-1で勝利した。ドイツメディアは、MF伊藤達哉とDF酒井高徳のパフォーマンスを評価している。
特に高い評価を受けたのは伊藤だった。43分にPKを獲得した20歳の日本人ウインガーは、45分に追加点をアシスト。勝利の立役者の一人となった。
地元メディアの『ハンブルガー・モルゲンポスト』は、FWボビー・ウッドと並んでチーム最高となる「2」を伊藤につけた。「このフォームならロシアワールドカップへ行く可能性もある」と記し、日本代表サプライズ招集も夢ではないとの見解を示した。
一方、酒井には「3」の評価。チームで4位タイとなるまずまずの採点で、「ティッツ監督のもとで安定している」ことを評価した。
まだ降格圏から抜けていないハンブルガーSVだが、直近4試合で3勝して勝ち点9を稼いでいることを考えれば、残留の可能性は十分残されている。残留ラインとの勝ち点差は2。残り2試合の相手は、フランクフルトとボルシア・メンヒェングラッドバッハだ。
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