今夏のワールドカップ開催地であるロシアの動物園で飼われているヤギが、ベルギー代表のワールドカップ優勝を予想しているという。ロシア『インテルファクス通信』が27日付で伝えた。

　かつて2010年の南アフリカ・ワールドカップでは、ドイツ代表の結果を予想してことごとく的中させたタコの「パウル」が大きな話題となった。ワールドカップを1ヶ月半後に控え、その“後継者”が名乗りを上げている。

　ワールドカップ開催都市のひとつであるサマーラの動物園で飼育されているヤギの「ザビヤカ」は、他にリスザル、メンドリ、キツネ、ラクダ、スカンク、パイソンを含めた7匹の動物の中から、来園者の投票によりワールドカップに向けた「予言者」として選ばれたとのこと。先月行われたロシア代表とブラジル、フランスとの親善試合の結果も的中させた実績があるという。

　そのザビヤカは、6月から開催される大会の優勝チームとしてベルギー代表を予想。ロシア、フランス、アルゼンチン、ドイツ、ブラジルを含めた6ヶ国の候補の中から選んだとのことだ。

「間違いなく、ベルギーの旗が置かれたエサ箱へ向かいました」と動物園広報のコメントが伝えられている。ベルギーの次にフランスを選んだとのことで、「決勝の相手かもしれない」と解釈されている。

【了】

★W杯予選まとめはこちら★