ボルシア・ドルトムントの香川真司【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントのMF香川真司は、今週末の試合で約2ヶ月半ぶりに復帰を果たすことができるかもしれない。ペーター・シュテーガー監督も、シーズン最終盤での香川の働きに期待しているようだ。
香川は2月10日のハンブルガーSV戦で左足を負傷して以来離脱が続いていた。だが今週には練習に復帰した様子がクラブ公式ツイッターやドイツメディアなどで伝えられている。
独紙『レヴィア・シュポルト』は、現在のチーム状態についてのシュテーガー監督のコメントを伝えた。先週末の試合に出場した選手たち全員が良い状態であることに加え、「シンジも完全に練習することができた。喜ばしいことだ」と香川の状態に言及している。
現地時間29日に行われるブンデスリーガ第32節のブレーメン戦で香川が復帰するかどうかを指揮官は明言していない。だが、「シーズンのラストスパートに向けて一人選手が増えるのは間違いない」と復帰に期待する様子を見せている。
「香川の不在は大きく響いていた」「彼がいなくなると、スピードとダイナミズムをもたらし、狭いスペースで勝負できるような選手がチームに欠けていた」と『レヴィア・シュポルト』は香川の欠場の影響について評している。残り3試合で来季のチャンピオンズリーグ出場を争うドルトムントにとって、香川の復帰が大きな後押しとなることが期待されている。
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