ヴァイッド・ハリルホジッチ氏【写真:編集部(Football Channel.TVより)】
ヴァイッド・ハリルホジッチ日本代表前監督は27日、都内で記者会見を行った。
ロシアワールドカップ・アジア最終予選について語り始めたハリルホジッチ氏。オーストラリアに勝利し、本大会の出場権を獲得したハリルジャパン。この試合の後について同氏はこう話している。
「まさに歴史的な勝利でオーストラリアに勝って、ワールドカップの予選を通過したあの試合の後ですら、2人の選手ががっかりしていた。その前は何年も試合に出ていたわけです」と言及した。
この試合では、日本代表を長くけん引してきた本田圭佑と香川真司の出場機会がなかった。彼らのことを指しているのかもしれない。
「それでがっかりしていること自体、私は悲しく思いました。すごく練習したんです。個人的にも2ヶ月間、休みも取らず働いていました。もちろん休みは取ろうと思えばいつでも取れますが、私が日本に来たのはチームを育てるためだったので。人々が私に頼んだのはワールドカップの予選を突破することで、それが終わったらいろいろやりましょうと話していた」
そして、チームは首位で最終予選を勝ち抜いた。「我々がいたグループは大変なグループでした。皆さんの中には『当たり前じゃないか、日本はいつも予選を突破してきたから』という方もいるかもしれませんが、そんなことはありませんでした。守備も攻撃もベストでした。歴史に残るような試合もしたんです」と強調した。
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