伊藤達哉、HSVの救世主になれるか【写真:Getty Images】
ハンブルガーSVのMF伊藤達哉は、まだ1部残留を諦めていない。地元メディア『ハンブルガー・モルゲンポスト』が、同選手のコメントを紹介した。
20歳の伊藤は、今月7日のシャルケ戦で見事なパフォーマンスを披露し、これを機に出場機会が増えている。だが、チームは3節を残して降格圏の17位。厳しい状況が続いている。
『ハンブルガー・モルゲンポスト』は、小柄な体格は彼のアドバンテージだとしている。伊藤もそれが自身の持ち味と感じている様子だ。
「これまでコンスタントにプレーしてきませんでした。厳しい時期もありましたね。でも、今はもっとチャンスをもらっています」
クリスティアン・ティッツ監督との相性は良い。
「監督の戦術はとても助けになっています。僕たちはポゼッションを高めてますね。ただ、試合の中でリスクを冒すべき時間も出てきます。そこが僕の仕事です。僕の強みは1対1です」
クラブ史上初の2部降格が迫るハンブルガーSVだが、直近3試合で2勝と調子を上げている。次節は勝ち点5差で14位のヴォルフスブルクが相手。ここで勝つことができれば、奇跡の残留に前進することになりそうだ。
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