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クロップ監督、3点のアドバンテージも油断なし。「我々はバルサではない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】

【リバプール 5-2 ローマ チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグ】
 
 現地時間24日にチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグの試合が行われ、リバプールはローマと対戦した。試合はホームのリバプールが5-2で勝利した。

 リバプールは序盤こそローマの守備に苦戦したものの35分に先制点を挙げるとその後はゴールラッシュで終わってみれば大量5得点を奪い11季ぶりのCL決勝進出に向けて大きく前進した。

 試合後、リバプールのユルゲン・クロップ監督はインタビューで「始めは相手のシステムに戸惑ったが、早い時間帯でアジャスト出来たと思う。最後の10分は足が止まってしまったが、80分間相手を圧倒出来たことは素晴らしかった」と試合を振り返った。

 また古巣のローマ相手に2ゴール2アシストと大活躍の働きをしたFWモハメド・サラーに対しては「彼に関しては何かをする必要がないね。1点目のゴールは学んで出来るものではないし、2ゴール目は絶妙のタイミングでボールを受けゴールに流し込んだ。素晴らしいサッカー選手だ」と最大級の賛辞を送っている。

 今大会の準々決勝バルセロナ戦でローマは1stレグを1-4で落とすもホームでの2ndレグを3-0で勝利し逆転でベスト4に勝ち進んできている。リバプールも3点差のリードした状態で5月2日のアウェイ戦を迎えるがクロップ監督は「我々はバルセロナではない。彼らのようにCLを多く優勝していないからね」と大きなアドバンテージも油断することなく戦うことを強調した。

【了】

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