ロサンゼルス・ギャラクシーのズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
ロサンゼルス・ギャラクシーに所属するFWズラタン・イブラヒモビッチは、結局はロシア・ワールドカップに出場しないのだろうか。スウェーデン代表のヤンネ・アンデション監督は、現時点では招集の予定はないと話している。
スウェーデン代表として歴代最多の62ゴールを挙げるなど長年にわたってエースとして活躍したイブラヒモビッチだが、EURO2016を最後に代表を引退。だが、復帰を果たしてワールドカップに出場するのではないかとしてその動向が注目されている。
イブラヒモビッチ自身もここ最近、代表復帰を強く示唆する発言を繰り返してきた。「ワールドカップへ行く」「オレのいないワールドカップはワールドカップじゃない」との発言もあった。
だがアンデション監督は独誌『キッカー』のインタビューに対し、イブラヒモビッチの代表復帰に否定的な考えを述べた。「ズラタンははっきりと引退した。年間に代表チームで40日か50日を過ごすよりも家族との時間を過ごすことを選ぶのなら、私はそれを尊重する」と話し、イブラヒモビッチに復帰の話を持ちかけるつもりはないと主張している。
しかし、イブラヒモビッチの側から復帰の意志を見せるのであれば、必ずしも扉を閉ざすつもりはないという。「彼が考えを変えるのなら、私に電話して『行きたい』と言ってくればいい。それから話をすることができるだろう。だが今のところ全ては憶測でしかない」とアンデション監督は語った。
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