ケルンのヨナス・ヘクター【写真:Getty Images】
現地時間23日、日本代表のFW大迫勇也が所属するケルンはドイツ代表DFのヨナス・ヘクターと2023年までの契約延長に合意した事を公式ホームページで発表した。
2012年にケルンでプロデビューを果たしたヘクターはこれまで187試合に出場している。またここ最近はドイツ代表にも常時招集されロシアワールドカップ(W杯)のメンバー入りも予想されている。
契約延長に合意したヘクターは「ケルンは4部でプレーしていた自分を代表選手にまで育ててくれた。このクラブとはとても繋がりが深いくケルンの街もとても気に入っているんだ」と喜びを語った。
独紙『ビルト』など複数の独メディアではヘクターが今季終了後にボルシア・ドルトムントへ移籍するのではないかという報道もなされていた。その事について問われると「今季終了後に問題なく移籍する事は出来た」と認めたうえで「自分にとってそれが正しい事だとは思わなかった」とクラブ愛を優先させたようだ。
チームは現在残り3試合を残しリーグ戦最下位に低迷している。次節にも2部降格が決まる可能性もあるが「チーム並びにファンの声援を受け来季もケルンの一員だ」と残留宣言をした。
左サイドバックを本職とするがボランチも出来るオールラウンダーな27歳は今後もケルンのためにプレーする事になりそうだ。
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