吉田麻也らをかわしてゴールを決めたオリビエ・ジルー【写真:Getty Images】
チェルシーのFWオリビエ・ジルーが吉田麻也ら4人をかわして決めたスーパーゴールは、スキーの経験から生まれたものかもしれない。英紙『ミラー』などが22日付で伝えた。
チェルシーは現地時間22日に行われたFAカップ準決勝の試合でサウサンプトンと対戦。スコアレスで前半を折り返したあと、後半立ち上がりの46分にジルーによる先制点が生まれた。
エデン・アザールからのパスをエリア内で受けたジルーは、吉田を含む4人の相手選手に囲まれながらも、まず右、次に左へと華麗に切り返して全員をかわしたあとシュートを蹴り込んだ。その後もう1点を加えたチェルシーは2-0で決勝進出を決めている。
「メッシのようだ」とも称賛を集めるゴールは、スキーのスラロームをヒントにしたものだったのかもしれない。「2番目に好きなのはスキーなんだ。目の前に大勢の選手がいるのが見えて、とにかく少しだけドリブルしようとした。少し運もあったけど、やろうとした通りのプレーだったよ」とジルーは自らの得点についてコメントしている。
ジルーはこの試合の行われた“聖地”ウェンブリー・スタジアムでの試合を得意としており、これでクラブの試合ではウェンブリーで10戦して無敗。決勝は同じくウェンブリーでマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。
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