ヘルタ・ベルリン戦で退場になった長谷部誠【写真:Getty Images】
フランクフルトの長谷部誠は、ひじ打ちを食らわせたヘルタ・ベルリンのFWデイビー・ゼルケに対して電話で謝罪を行ったようだ。ドイツ『BZベルリン』が22日付で伝えた。
フランクフルトは現地時間21日に行われたブンデスリーガ第31節の試合でヘルタと対戦。長谷部は79分にゼルケの顔面にひじ打ちを食らわせてしまい、レッドカードを受けて退場となった。
ゼルケはこのプレーについて、「頬骨に全力でのひじ打ちを受けて、不運なことに頭から倒れてしまった」とコメント。幸い大きな負傷には至らなかったようだが練習の欠席を余儀なくされ、「水曜日には練習に復帰したい」と話している。
長谷部は試合翌日にゼルケに謝罪をしたとのことだ。「長谷部からは電話があり、謝罪してくれた。素晴らしい行為だ! 怒ってはいないよ。サッカーはそういうものだからね」とゼルケは語った。
57分に長谷部がPKを献上してしまった場面も、ゼルケに対するファウルという判定だった。「演技っぽく見えたかもしれないが、本当に当たっていたんだ。方向転換の時に倒されたからPKになった」とゼルケは判定が妥当なものだったと主張している。
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