大阪ダービーはアクシデントもあったが…
J1 第9節のベストイレブン
フットボールチャンネル編集部では、4月21日から同22日にかけて行われた明治安田生命J1リーグ第9節のベストイレブンを選出した。
アウェイでベガルタ仙台に3-0の勝利を収めたジュビロ磐田からは、中盤で攻守に渡って躍動し、82分には待望の移籍後初ゴールを挙げた田口泰士を選出している。
激しい打ち合いとなった横浜F・マリノス対湘南ベルマーレからは両者1名ずつ。ホームチームからはハットトリックでチームに今季リーグ戦初の複数得点をもたらしたウーゴ・ヴィエイラを。アウェイチームからは果敢に相手DFの裏を狙い、オウンゴール誘発&2ゴールを挙げる大活躍をみせたアレン・ステバノヴィッチをベストイレブンとした。
浦和レッズはホームに北海道コンサドーレ札幌を迎え、スコアレスドローで試合を終えている。その中からゲームの流れの中で徐々に調子を上げ、相手のエースである都倉賢を抑えた阿部勇樹をピックアップ。また、暫定での指揮ながら公式戦6試合無敗という成績を収めた大槻毅監督を今節の最優秀監督としている。
ガンバ大阪はダービーとなったセレッソ大阪とのゲームを1-0で制し、ようやく最下位脱出に成功した。三浦弦太は主将としてチームを鼓舞し続けただけでなく、安定した守備で最後まで体を張り続けた点を。GK林瑞輝は守護神・東口順昭の負傷により急遽ピッチに立つことになったが、物怖じしない安定したセービングと終了間際のピンチも好セーブで対応し、見事なリーグ戦デビューを飾った点をそれぞれ評価し、ベストイレブンとした。
その他にも右サイドで躍動した川崎フロンターレの家長昭博、チームに貴重な先制点をもたらしたヴィッセル神戸のチョン・ウヨン、途中出場ながら試合の流れを変え、決勝点をお膳立てしたサンフレッチェ広島のティーラシンなどをピックアップした。
フットボールチャンネル編集部が選んだ明治安田生命J1リーグ第9節のベストイレブンと最優秀監督は以下のとおり。
▽GK
林瑞輝(G大阪)
▽DF
チョン・ウヨン(神戸)
三浦弦太(G大阪)
高杉亮太(長崎)
▽MF
阿部勇樹(浦和)
田口泰士(磐田)
家長昭博(川崎F)
永井謙佑(FC東京)
▽FW
ティーラシン(広島)
アレン・ステバノヴィッチ(湘南)
ウーゴ・ヴィエイラ(横浜FM)
▽最優秀監督
大槻毅(浦和)
明治安田生命J1リーグ第9節全試合の結果は以下のとおり。
清水 0-1 FC東京
仙台 0-3 磐田
広島 1-0 鳥栖
浦和 0-0 札幌
川崎F 4-1 鹿島
横浜FM 4-4 湘南
神戸 3-0 名古屋
G大阪 1-0 C大阪
長崎 1-0 柏
【了】