調子を上げているHSV、望みをつなぐ【写真:Getty Images】
現地時間21日に行われたブンデスリーガ第31節でハンブルガーSVはフライブルクと対戦し、1-0の勝利を収めた。DF酒井高徳とMF伊藤達哉は、現地メディアでまずまずの評価を受けている。
クラブ史上初の2部降格が近づく17位ハンブルガーSVは、16位フライブルクとの残留争い直接対決。日本人2人はともに先発出場した。酒井は左サイドバックでフル出場、伊藤は左サイドハーフで87分までプレーしている。
前節は失点に関与して酷評された酒井だが、今節はまずまずの評価。『ハンブルガー・モルゲンポスト』は「3.5」をつけて「後半は安定した」と記している。『ビルト』ではさらに高く「3」の採点。これは「2」がついたホルトビーに次ぐチーム2位タイの評価だ。
『ビルト』は伊藤についても「3」をつけた。『ハンブルガー・モルゲンポスト』では酒井を上回る「3」。今節もドリブルで存在感を発揮したが、「決定的な活躍はなかった」とも記した。
16位フライブルクとの勝ち点差を5に縮めたハンブルガーSV。前日の試合では、フライブルクと同勝ち点のヴォルフスブルクも敗れており、奇跡の残留に望みをつないでいる。
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