ヨーロッパリーグのトロフィー【写真:Getty Images】
UEFAヨーロッパリーグ(EL)の優勝トロフィーがメキシコで何者かに盗難されたが、その後無事に発見あるいは奪回されたようだ。
メキシコ・グアナフアト州警察は20日に、盗難されていたELトロフィーが無事に戻ってきたことを公式ツイッターで発表。トロフィーの写真に、「レオンでのイベント後に運送していた車から盗難されたと訴えを受けたELトロフィーが取り戻された」とコメントを添えた。
それ以上の詳細は明らかにされておらず、ELトロフィーが何のイベントのためメキシコに渡っていたかも定かではない。英紙『ガーディアン』は、トロフィーの本物は常に欧州サッカー連盟(UEFA)が保持しており優勝クラブにはレプリカが渡されるとしながらも、今回盗難されたものは「オリジナルのようだ」との見方を伝えている。
今季ELではFW南野拓実の所属するザルツブルクとDF酒井宏樹の所属するマルセイユが準決勝で対戦することが決まっており、日本人選手のどちらかが決勝へ進むことになる。もう一方の準決勝では、今季限りでの退任を発表したアーセン・ヴェンゲル監督の率いるアーセナルがアトレティコ・マドリーと対戦する。
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