現在フリーのカルロ・アンチェロッティ氏【写真:Getty Images】
イタリア人指揮官のカルロ・アンチェロッティ氏は、アーセン・ヴェンゲル監督の後任としてアーセナルを率いることに興味があるのかもしれない。英メディア『スカイ・スポーツ』が、同指揮官のコメントを伝えた。
アーセナルは20日、約22年にわたってチームを指揮したヴェンゲル監督が今季で退任することを発表した。これを受けて、後任の座についての話題も活発になっている。
後任候補の一人と目されるアンチェロッティ氏は、アーセナル監督就任について問われると「また仕事ができればと思うが、それは私次第だ。もし適切な可能性と正しいプロジェクトがあれば、続けたいと思う」とコメント。監督就任の可能性を否定しなかった。
ヴェンゲル監督の退任については「大きな決断だ。ただ、ヴェンゲル監督はクラブをリスペクトしていると思うし、クラブもそうだと思う」と語っている。
英ブックメーカーは現時点で元アーセナルのパトリック・ヴィエラ氏が最有力と予想しており、58歳のアンチェロッティ氏は可能性が低めとみている。
アーセナルは22年の長期政権のあと、誰を新監督に選ぶのだろうか。
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