アーセナルを1996年から指揮するアーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルは20日、クラブの公式サイトで、アーセン・ヴェンゲル監督が今季限りで退任することを発表した。
フランス人のヴェンゲル監督は、1995年から1996年にかけて名古屋グランパスを指揮したあと、1996年にアーセナルの監督に就任し、長期政権を築いた。
しかし、近年は不振もあって、ファンが退任を望むバナーを掲げることもしばしばあり、同指揮官の去就は注目を集め続けている。結局、今季で限りでの退任が決定した。
68歳のヴェンゲル監督は「クラブと慎重に話し合った結果、今季終了をもって身をひくことが良いタイミングだと感じた。このクラブに長年尽くせたこの特権に感謝している」とコメントしている。
さらにシーズン終了までチームに対する応援を求めた指揮官は、「私の愛情とサポートは永遠だ」と、アーセナルへの愛情を強調した。
ヴェンゲル監督率いるアーセナルは、2003/04シーズンに無敗優勝を達成するなど、プレミアリーグ3度の優勝を経験。一つの時代をつくった。
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