フランクフルトのMF鎌田大地【写真:Getty Images】
フランクフルトのMF鎌田大地が、複雑な心境を明かしている。自身のインスタグラムを更新した。
現地時間18日に行われたDFBポカール(ドイツカップ)準決勝でフランクフルトはシャルケに勝利し、決勝進出を決めた。
鎌田は試合後にピッチで観客と喜びを分かち合うチームの動画を掲載。「ポカール2年連続決勝進出 チームメイト全員をリスペクトです。僕自身これまでのサッカー人生でこんなチームが上にいるのは初めてで、上にいるチームはこーいうことなのかと初めて経験できてます」とつづっている。
ただ、鎌田はベンチ入りできない状況が続いており、「自分は久しぶりにどん底で、チームとは反対に上手くいってへん」と吐露した。
だが、ネガティブには考えていない。鎌田は、「こんな感覚は久しぶりで世界に出たからこそ味わえてるんやなと。素晴らしいことやしこっちで世界のサッカーが出来て素晴らしい選手達とできるこの環境。自分達みたいなのがこっちで成功することが大事やし自分の為にも日本の未来の為にも若い自分達世代が今耐え時かなと」と記している。
鎌田はブンデスリーガで最後にピッチに立ったのが昨年11月のレバークーゼン戦だった。出番に恵まれないこの時期の過ごし方が、将来を左右するかもしれない。
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