ズラタン・イブラヒモビッチの代表復帰の行方は…【写真:Getty Images】
スウェーデン代表の一部メンバーは、FWズラタン・イブラヒモビッチの代表復帰に複雑な気持ちがあるのかもしれない。フランス『Main Opposee』が、GKカール=ヨハン・ヨンソンのコメントを伝えた。
EURO2016でスウェーデン代表から引退したイブラヒモビッチは先日、「オレがいないワールドカップはワールドカップじゃない」と発言。ロシアワールドカップに出場する代表に復帰することを示唆した。
ただ、ロシア行きの切符を手にしたメンバーの中には快く思わない選手がいても不思議ではないだろう。
スウェーデン代表の控えGKであるヨンソンは、「僕たちは彼がいなくてもワールドカップで戦えると思う。彼なしでワールドカップの出場権を得たのだからね」とコメント。「ただ、決めるのは監督だ。彼が加われば、彼は良いプレーをすると思う」と語った。
絶対的なエースの“加入”は、チームを変えることにつながるかもしれない。
「僕たちはみんなで団結してプレーしてきた。全員が一緒にやってきた。ズラタンは個人主義の選手だ。彼を中心にプレーが回ることになる。僕たちはもっとチームとしてプレーしてきたね」
「ズラタンやクリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシのような選手がいたら、スタイルは変わるものだ。彼らはワールドクラスだからね。監督が大きな変化を望んでいるかは分からない。彼がプレーしたいと思うスタイルに全て変えなければいけないからね」
スウェーデン代表は3大会ぶり12回目のワールドカップ出場。グループステージではドイツ、メキシコ、韓国と同組だ。
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