日本代表の西野朗監督が都内で取材に応じ、ロシアワールドカップ本大会に向けた今後のスケジュールについて言及した。

　ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督は、以前ワールドカップに臨む最終メンバーを5月30日に行われるガーナ代表との親善試合の後に発表する意向を示していた。それは西野監督も変わらず、5月31日に最終メンバーを発表する見込みであることを明かした。

　そして、ガーナ戦に向けて招集するメンバーは5月18日に発表予定だという。同14日にワールドカップの予備登録メンバー35人をFIFAに提出しなければいけないため、ガーナ戦に出場する選手はそのリストの中から選ばれる予定。

　ロシアワールドカップ本大会に向けた日本代表合宿は、5月21日からスタートさせる。ただ、国内組は直前までリーグ戦があるため「（5月）19日に（リーグ戦が）終わったメンバーは23日、20日に終わったメンバーは24日」と、休養を与えつつ合流時期をずらす考えを示した。合宿開始に揃うのは欧州組中心となりそうだ。

　また、西野監督は今月末から欧州組の視察に赴くという。スケジュールは未定だが、「基本的には候補選手に会ったり、試合を見たりする」と述べた。グループリーグで対戦する国の選手がいるチームの試合も見られるよう調整しているという。本田圭佑がプレーしているメキシコには渡航しない見込みだ。

（取材・文：編集部）

【了】

★W杯予選まとめはこちら★