アシストランク首位に立つケビン・デ・ブルイネ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグは18日、今季から新たにリーグのアシスト王にあたる「プレイメーカー・アワード」を創設することを発表した。
プレミアリーグではこれまで得点王に贈られるゴールデンブーツ賞と、クリーンシート(無失点)が最も多かったGKに贈られるゴールデングローブ賞が存在していた。ここに新たな個人賞が加えられることになる。
得点者に比べて明確な基準が確立されていないアシストは、メディアなどによる独自選出はあっても、公式な形ではランキング化されないケースが多い。メキシコのパチューカに所属する日本代表FW本田圭佑は今年1月に、「サッカーのアシストを通算化してランキングにするのはどうか。もっと多くの選手が評価される機会が増えるようになるし、ファンだって知りたい数字なんじゃないかな。先ずはJリーグで!!」と提言を行っていた。
プレミアリーグではアシスト数を集計し、公式サイトでランキングを公開している。現時点で首位に立っているのは、15アシストを記録しているマンチェスター・シティのMFケビン・デ・ブルイネだ。
2位は12アシストのレロイ・ザネ、3位は11アシストのダビド・シルバと、すでにプレミアリーグ優勝を決めたシティの選手が3位までを独占している。4位はトッテナムのデル・アリで10アシスト。5位にはトッテナムのクリスティアン・エリクセン、アーセナルのヘンリク・ムヒタリアン、マンチェスター・ユナイテッドのポール・ポグバ、リバプールのモハメド・サラーが9アシストで並んでいる。
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