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ACL日本勢、現行制度での「過去最低成績」。4チームで勝ち点わずか24

text by 編集部 photo by Getty Images

川崎フロンターレ
川崎フロンターレなど3チームはグループステージ敗退【写真:Getty Images】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージの全日程が18日までに終了した。日本勢にとっては例年以上に厳しい戦いになってしまったと言うべき結果だった。

 昨季は浦和レッズがチームとしては10年ぶり、日本勢としては9年ぶりのACL制覇を成し遂げた。今季もその浦和に続くチームが出てくることが期待されたが、4チーム中3チームは早くも大会から姿を消している。

 昨季J1王者の川崎フロンターレに加え、セレッソ大阪、柏レイソルはいずれもグループステージで敗退。鹿島アントラーズのみが決勝トーナメント進出を果たした。

 ACLの大会方式が現在と同じ形となった2009年以降で、日本勢が1チームしか決勝トーナメントに残れなかったのは2013年以来2回目。2013年は柏がグループを首位通過したが、今回の鹿島は2位通過にとどまっている。

 今季の4チームの総合成績は5勝9分け10敗で勝ち点24。同じく4チームが出場した韓国勢の勝ち点37、中国勢の勝ち点41に大きく水をあけられてしまっている。1チーム平均の勝ち点では、2チームで勝ち点14のオーストラリア、1チームで勝ち点9のタイも日本を上回った。

 4チームで合計勝ち点24という成績は現行の制度では史上最低の数字。これまでの最低記録だった2016年の勝ち点30を大きく下回った。合計5勝のみというのも圧倒的に過去最少の数字だ。

▼ACLグループステージ日本勢4チームの合計成績
2009年 勝ち点50(15勝5分け4敗)
2010年 勝ち点45(14勝3分け7敗)
2011年 勝ち点44(13勝5分け6敗)
2012年 勝ち点34(9勝7分け8敗)
2013年 勝ち点33(8勝9分け7敗)
2014年 勝ち点36(10勝6分け8敗)
2015年 勝ち点31(9勝4分け11敗)
2016年 勝ち点30(8勝6分け10敗)
2017年 勝ち点38(11勝5分け8敗)
2018年 勝ち点24(5勝9分け10敗)

【了】

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