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敗退決定済みの柏、最終節も黒星。中国の天津権健に敗れグループ3位で終了

text by 編集部 photo by Getty Images

瀬川祐輔
1得点を記録した柏レイソルの瀬川祐輔【写真:Getty Images】

【天津権健 3-2 柏レイソル ACLグループE第6節】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第6節の試合が18日に行われ、柏レイソルはアウェイで中国の天津権健と対戦した。

 柏は前節の時点ですでに3位以下でのグループステージ敗退が決定。意地だけを懸けた戦いとなるこの一戦に向け、先週末のリーグ戦から先発メンバーを9人入れ替えて臨んだ。

 この試合に勝てば首位通過の可能性もある天津は24分、FWアレシャンドレ・パトのクロスを起点としてMFジャオ・シュリーが先制点。30分にもパトのクロスにジャオ・シュリーが頭で合わせ、GKが弾いたボールを押し込んでリードを広げた。

 柏も39分、カウンターからハモン・ロペスのシュートが左ポストに弾かれる。これを小泉慶が押し込み、1点差に詰め寄って前半を折り返した。

 64分にはヤン・シュがヘディングを決めて点差は再び2点に。だがその5分後、今井智基が頭で折り返したボールを瀬川祐輔が押し込んで柏が粘りを見せる。

 だがそれ以上の反撃はならず、3-2でホームの天津権健が勝利。同じグループのもう1試合では韓国の全北現代が香港の傑志に勝利を収めた結果、全北が首位通過、天津が2位通過、柏は3位で大会を終えた。

【得点者】
24分 1-0 ジャオ・シュリー(天津)
30分 2-0 ジャオ・シュリー(天津)
39分 2-1 小泉慶(柏)
64分 3-1 ヤン・シュ(天津)
69分 3-2 瀬川祐輔(柏)

【了】

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