マインツ対フライブルク【写真:Getty Images】
現地時間16日にブンデスリーガ第30節の試合が行われ、マインツはフライブルクと対戦し2-0の勝利をおさめた。この試合のハーフタイム中に主審がVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を使用したことについて、マインツ所属のFWパブロ・デ・ブラシスが苦言を呈した。17日に英メディア『BBC』が報じている。
試合開始して45分、マインツのダニエル・ブロンシンスキが放ったシュートはフライブルクのGKアレクサンダー・シュヴォロフに弾かれて先制ならず。結局、0-0のまま前半を終えて選手たちはロッカールームに引き上げている。
しかし、ハーフタイム中に主審がVARを使用。ブロンシンスキが放ったシュートが、一度フライブルグのマーク・オリヴァー・ケンプフの手に触れた後にGKシュヴォロフが弾き出していたことが判明し、ハーフタイム中にもかかわらず主審はPKの判定を下した。
ロッカールームに引き上げた選手たちを呼び戻し、マインツのPKから再開。このPKをデ・ブラシスが決めてマインツが先制している。PKキッカーを任されたデ・ブラシスは「こんなのサッカーじゃない。感情を失う」と答え「僕は気に入らない。従来のサッカーが好きだ。VARによって感情が抑えられることなく、より多くの感情を表したいんだ」とコメントしている。
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