マンチェスター・ユナイテッドのアントニー・マルシャル【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドに所属するFWアントニー・マルシャルは今夏の移籍市場の注目株の一人になるかもしれない。
16日付けの独紙『シュポルト・ビルト』はバイエルンがユナイテッドのマルシャルに関心を寄せていると報じている。
同紙によると主に左サイドでのプレーを主戦場とするマルシャルは34歳とベテランの域に達しているMFフランク・リベリの後釜になる可能性があるようだ。また来季以降もチャンピオンズリーグ(CL)で上位進出を狙うためにも前線の補強は不可欠である。
2015年にモナコから加入したマルシャルはスタメンとベンチを繰り返しユナイテッドで確たる地位を築けずにいる。今季もリーグ戦27試合で9ゴールを挙げるもフル出場はわずか4試合だ。
22歳のサイドアタッカーを巡ってはパリ・サンジェルマンやアーセナル、ユベントスといったヨーロッパのトップクラブも注目しており、移籍となれば争奪戦になる事が予想される。
2019年6月30日でユナイテッドとの契約の切れるマルシャルは未だ契約延長の話し合いは行われていないようだ。サッカー選手情報データベータサイト『transfermarkt』によるとマルシャルの移籍金は6500万ユーロ(約84億5000万円)となっている。
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