ユベントスのジャンルイジ・ブッフォン【写真:Getty Images】
今季限りでの現役引退が見込まれるユベントスのGLジャンルイジ・ブッフォンだが、アルゼンチンのボカ・ジュニオルスへ移籍して現役を続行する可能性もあるかもしれない。アルゼンチン『オレ』など複数メディアがボカからの関心について伝えている。
ユーベの絶対的守護神として長年にわたって君臨してきたブッフォンは現在40歳。先週行われたチャンピオンズリーグ準々決勝でレアル・マドリーに敗れたあと、「プレーをやめる上で何よりも残念なのは仲間たちと離れることだ」とコメントし、事実上の引退宣言と受け止められていた。
だが、アルゼンチンの名門クラブであるボカが獲得に関心を示しているとアルゼンチン複数メディアが報じている。ボカは今年後半のコパ・リベルタドーレス決勝トーナメントに備え、現在のレギュラーである22歳のアグスティン・ロッシと競わせるために経験豊富なGKの補強を検討しているとのこと。その候補の一人としてブッフォンの獲得を「夢見ている」と報じられている。
ユーベでブッフォンとチームメートだった現ボカのFWカルロス・テベスが「代理人」としてブッフォン獲得の仲介を試みているとも伝えられている。ボカのダニエル・アンヘリシ会長も、テベスがユーベに所属していた際にブッフォンも交えて何度か会食し、面識があるという。
1995年にパルマでデビューしたブッフォンは、その後2001年にユーベに移籍し、17年間にわたってゴールを守り続けてきた。現役引退前に新たな挑戦へと向かう可能性もあるのだろうか。
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