フローニンゲンの堂安律【写真:Getty Images】
オランダ・エールディビジ第31節の試合が現地時間15日に行われ、フローニンゲンはホームでローダと対戦。MF堂安律のゴールなどで2-1の勝利を収めた。
先発で出場した堂安は前半15分に先制ゴールを記録。ペナルティーエリア手前の右寄りの位置でボールを受け、左足での低く鋭いシュートをゴール左隅へ突き刺した。
堂安はこれが今季8点目のゴール。スポーツのデータ分析を手がける『Opta』によれば、10代の選手がフローニンゲンで記録した通算得点数としては歴代3位タイであり、現在バイエルン・ミュンヘンに所属するFWアリエン・ロッベンの数字に並んだ。
フローニンゲンの下部組織で育ったロッベンは2000年に16歳でトップチームデビュー。18歳でPSVに移籍するまでにリーグ戦48試合で8ゴールを挙げた。なお、19歳の堂安はここまで26試合で8ゴールを記録している。
歴代2位は2012年から14年までフローニンゲンでプレーしたFWリハイロ・ジヴコヴィッチの10得点。1位は現在オランダ代表監督を務めるロナルド・クーマン氏。DFでありながら驚異的な得点力を誇ったクーマン氏はフローニンゲンで10代のうちに30ゴールを記録していた。
また、日本人選手がエールディビジ1年目で記録した得点数としては2005/06シーズンにヘラクレスでプレーした平山相太氏に並んだ。1シーズン目を除けばハーフナー・マイクが最多の16ゴールを記録している。
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