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レアル対ユーベ戦「疑惑のPK」の余波…主審の妻が脅迫受け警察捜査

text by 編集部 photo by Getty Images

マイケル・オリバー
レアル・マドリー対ユベントス戦でPKを取ったマイケル・オリバー主審【写真:Getty Images】

 ユベントスのチャンピオンズリーグ(CL)敗退に繋がったPK判定を巡る騒動の余波はまだ続いている。主審の妻がSNSで誹謗中傷を受け、警察が捜査に乗り出す事態となった。

 ユーベはCL準々決勝でレアル・マドリーと対戦。ホームでの1stレグで0-3の敗戦を喫し、逆転は絶望的かと思われたが、現地時間11日に行われた2ndレグでは3点を奪ってトータルスコア3-3に持ち込んだ。

 そのまま90分間を終えれば延長戦に突入するところだったが、後半アディショナルタイムにPKを取られてしまい、これを決められて敗戦。だが、PKの判定が妥当であったかを巡って大きな論争へと発展した。

 イタリアのファンはマイケル・オリバー主審への怒りを募らせ、その矛先は同氏の妻であるルーシーさんにも向けられることになった。自身も女子サッカーの審判を務めるルーシーさんは、過去に夫ともにマドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウを旅行で訪れ、「マドリード大好き」などのツイートを投稿していたことも“発掘”されていた。

 そのツイッターアカウントに向けて、イタリア語での脅迫や誹謗中傷のコメントが複数寄せられた。英『BBC』などが伝えるところによれば、何らかの形でルーシーさんの電話番号もSNSに流出し、携帯電話にも直接メッセージが送りつけられたという。イギリス警察はこの一件について捜査を行っているとのことだ。

【了】

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