デュッセルドルフの宇佐美貴史【写真:Getty Images】
【ハイデンハイム 3-1 デュッセルドルフ ブンデスリーガ2部第30節】
現地時間15日に行われたドイツ・ブンデスリーガ2部第30節でデュッセルドルフは敵地でハイデンハイムと対戦し、1-3で敗れた。原口元気と宇佐美貴史は、そろってフル出場。宇佐美は今季7点目となるゴールを決めている。
首位を走るデュッセルドルフだが、リーグ戦ここ2試合を落としている。それでも相手は16位で残留争い中のハイデンハイムということで、白星を取り戻したいところだ。
しかし、前半は厳しいスタート。23分、ハイデンハイムにクロスを入れられると、DFのクリアボールが味方に当たってゴール前に転がり、ドベダンに先制点を許す。
デュッセルドルフは原口、宇佐美、ラマンを初めて先発で同時起用して攻撃を活性化させたかったが、機能しているとは言いがたい状況が続いた。
それでも後半は良いスタートを切り、51分には同点弾が決まった。ペナルティエリア左手前でパスを受けた宇佐美が中に持ち出して右足でシュート。ゴール右隅に飛んだボールを相手GKは見送るだけ。見事なコースに決まって1-1となる。宇佐美は4試合ぶりの得点で今季7点目。
だが、得点のあとが良くなかった。デュッセルドルフは56分に再びドベダンにゴールを許し、追いかける立場に逆戻りとなる。
デュッセルドルフはチャンスをつくって同点弾を予感させるも、決定力を欠いた。
すると79分、ハイデンハイムに大きな追加点を奪われた。右サイドを突破されてクロスが上がると、センターバックのクラウスにボレーシュートを決められ、1-3となった。
試合は1-3で終了し、デュッセルドルフは3連敗。勝ち点3差で2位のニュルンベルクが同時刻の試合で勝利を勝利を逃したため首位陥落は免れたが、ついに「貯金」はなくなっている。
【得点者】
23分 1-0 ドベダン(ハイデンハイム)
51分 1-1 宇佐美貴史(デュッセルドルフ)
56分 2-1 ドベダン(ハイデンハイム)
79分 3-1 クラウス(ハイデンハイム)
【了】